燃焼効率・燃費の良いアウトドアガス缶(OD缶)はコレ

燃焼効率・燃焼コストのよいアウトドアガス缶(OD缶)は?

ガス
さまざまなメーカーからアウトドア用ガス、いわゆるOD缶が販売されていますが、そのガスの成分や成分割合は各メーカで違っています。
また、それぞれ価格も違う事から、どのOD缶が効率が良いのかを検証してみたいと思います。

燃焼効率燃料コストの両面から見ていきます。

各メーカさん、成分割合を公表されているわけではありませんので、私なりに調べてみた成分割合ですので実際と違う事がありますので、参考程度としてください。
また、幾ら調べても成分割合の判らないメーカーさんは今回比較対象から省いております。

カセットボンベ缶(CB缶)の燃焼効率・燃焼コストについては、こちらで検証しています。

Amazon、楽天市場へのリンクは記事下部になります。

各OD缶の比較

製品
内容量
価格
(20174.20現在)
成分
1kg
当たり

発熱量
1缶
当たり

発熱量
燃費
1000
kcal
当たり




C
o
l
e
m
a
n
純正LPガス燃料 470T
470g



822円

NB:90%
PP:10%
11856
kcal
5572
kcal
147.52

純正LPガス燃料 230T
230g



564円
2727
kcal
206.82

純正イソブタンガス燃料 Tタイプ
470g



936円

IB:90%
PP:10%
11830
kcal
5560
kcal
168.34

純正イソブタンガス燃料 Tタイプ
230g



622円
2721
kcal
228.59

s
n
o
w
p
e
a
k



ギガパワーガス 500プロイソ
450g




972円

IB:65%
PP:35%

11887
kcal
5349
kcal
181.71

ギガパワーガス 250プロイソ
220g



561円
2615
kcal
214.53

ギガパワーガス500イソ
420g



648円

NB:70%
PP:30%
11896
kcal
4996
kcal
129.70

ギガパワーガス250イソ
220g



432円
2617
kcal
165.07

P
R
I
M
U
S



ノーマルガス(大)
470g



712円
NB:65%
IB:35%


11826
kcal
5558
kcal
128.10

ノーマルガス(小)
230g



426円
2720
kcal
156.61

ハイパワーガス(大)
460g



853円
NB:75%
PP:25%
11886
kcal

5467
kcal
156.02

ハイパワーガス(小)
225g



478円
2674
kcal
178.75

E
P
I
G
a
s




500レギュラーカートリッジ
470g



615円
NB:63%
IB:27%
PP:10%

11848
kcal

5568
kcal
110.45

230レギュラーカートリッジ
230g



529円
2725
kcal
194.12

500パワープラスカートリッジ
460g



792円

NB:49%
IB:21%
PP:30%
11890
kcal

5469
kcal
144.81

230パワープラスカートリッジ
225g



530円
2675
kcal
198.13

190エクスペディションカートリッジ
190g



596円

NB:42%
IB:18%
PP:40%
11910
kcal
2263
kcal
263.36



(参考資料)それぞれの成分の発熱量

成分
発熱量
イソブタン(IB)
11,808kcal/kg
ブタンもしくはノルマルブタン(NB)
11,837kcal/kg
プロパン(PP)
12,034kcal/kg



比較の結果


コストパフォーマンス
(燃費)の良いOD缶
EPIgas
500レギュラーカートリッジ


1缶で
長持ちするOD缶
Coleman
純正LPガス燃料 470T

発熱量の高いガス
使用しているOD缶
EPIgas
190エクスペディションカートリッジ

コストパフォーマンス
(燃費)の悪いOD缶
同上
1缶で
長持ちしないOD缶
同上
発熱量の低いガスを
使用しているOD缶
PRIMUS
ノーマルガス(大)(小)


コストパフォーマンス等を配慮すると、EPIgasの500レギュラーカートリッジが良い結果になっています。
寒冷地などの使用では無い限り、こちらの製品がベターかと思います。

EPIgasの190エクスペディションカートリッジのコストパフォーマンスの悪さは、ガスの内容物の性能の高さに寄りますので仕方が無いところです。
また、長持ちしないのも容量が小さいため、これもまた仕方が無いところかと思います。


(備考)ガスの種類による特性

各ガスの沸点

今回取り上げているガスの成分の沸点か下記になります。
・ブタン(NB)   -0.5℃
・イソブタン(IB) -12.0℃
・プロパン(PP)  -42.1℃

ブタンだけですと、氷点下の環境では揮発せず着火できない状況になります。
ほとんどの製品にプロパンガスが含まれていますが、やはり寒冷地での使用が想定される場合は、イソブタンを主成分にしたOD缶を選択して下さい。

ガスの内圧

プロパンガスがダントツで沸点も低く、発熱量(効率)も高いのだから、それを主成分にすれば良いではないかと思いますが、プロパンガスは内圧が高いため、頑丈な容器が必要となってしまうため、アウトドアの製品としては向いていません。
寒冷地の方で都市ガスが整備されていない家でプロパンガスが多いのは、この沸点の低さからになります。その容器は確かに頑丈そうです。


今回、参考にした製品はこちら